MuSAのお仕事紹介【目録作成】…とその前に
こんにちは!
お茶の水女子大学歴史資料館でMuSAをしている、博士前期課程2年の「まり」と申します。
普段はフランス史を研究しています。MuSAの活動は今年度で4年目です。
さて、本日はMuSAのお仕事についてご紹介…と、その前に
みなさん、“博物館でのお仕事”と聞いて何をイメージするでしょうか?
展示室のすみっこで監視をしている人でしょうか?
(確かにこれもMuSAのお仕事の一つです)
実は、歴史資料館をはじめとする博物館でのお仕事はそれだけではないのです!!
「収集・保管、調査研究、展示、教育」
これ全部、博物館を統べる法律、その名も博物館法に定められた博物館の役割です。
(学芸員課程を履修すると必ず最初に覚えます(⌒-⌒; ))
たくさんありますねぇ…
つまり、博物館でのお仕事はいろんな種類がある!
=それを補佐する私たちMuSAのお仕事にもいろんな種類がある!ということなのです。
ですので、それぞれのMuSAが経験してきたお仕事も十人十色。
というわけで、前置きが長くなりましたが、
私が経験したお仕事をひとつご紹介したいと思います。
それは資料の目録作成です。歴史資料館に保管されている膨大な資料のひとつひとつから、
作成者、作成年月日、内容などの情報を採りだして一覧表にしてゆく作業です。
資料それぞれが持つ特徴をデータとして目録にいかに落とし込むか…腕の見せ所です。
なかでも、私が長く携わっていたのは、1960~1980年代のお茶大生が
学生生活の中で作成したビラ(チラシなど)の目録作成です。
内容はサークル勧誘から総代会の議案書、徽音祭に関するものまで多岐にわたります。
将来、当時の学生生活について知りたい!研究したい!と思う方が現れた時に、
ビラに刻まれた当時のお茶大生の声が、目録の形式であってもそのままに届きますように。
そう願いながら、目録作成の際には、内容をまとめつつ、
ビラが持っている当時の息遣いや大切な言葉はそのまま遺すことを心がけています。
(ビラのタイトルは勿論、裏側に遺されたメモ書きもきっちり記録します!)
ここまで、MuSAのお仕事の幅広さと、私が経験したお仕事について僅かながら
ご紹介しましたが、いかがでしたか?
MuSAのお仕事は十人十色。
他のMuSAたちのお仕事紹介も、どうぞお楽しみに!
Twitter @ocha_musaも宜しくお願いいたします。
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