歴史資料館の役割 【学内実習の受け入れ】
みなさんこんにちは‼MuSAの「うさ子」です。
学部4年生で、大学では日本史を研究しています。
MuSAの活動は今年で2年目です。
今回は歴史資料館の役割の一つである、学内実習の受け入れについてご紹介します。
博物館実習は、学内実習と博物館や美術館で行う館園実習、見学実習の三つから構成されています。
学芸員資格の取得を目指す学生は、これらの実習に参加します。
(私も先日館園実習に参加しました‼)
お茶大では、学内実習の一部を歴史資料館で実施しています。
そして、毎年MuSAが学内実習の補助を行っています。
私も今年は補助に入る予定だったのですが、感染拡大のためMuSAの補助業務は中止になってしまい……。
なので、今回は私が経験した学内実習についてお話したいと思います!
あくまでもお茶大の例であるということをご了承くださいm(__)m
歴史資料館では、展示・資料調査の実習を行っています。
学内実習で経験した作業はいくつかあるのですが、ここでは カード取りとパネル設営についてご紹介します。
(1)カード取り
カード取りとは、資料の情報をカードに書き込む作業のことです。
▼歴史資料館で使用している資料カード
このような資料カードに、大きさや年代、差出人、宛先などなどできるだけたくさんの情報を正確に記録します。
資料の情報のほかに、資料をどのようなまとまりとして扱うかもポイントとなります。
例えば、一緒に受け入れられた他の資料をみることで資料群としての性質が分かる場合もあります。
館園実習でもカード取りの作業を行い、学内実習での経験を生かすことができました(*^^*)
(2)パネル設営
パネル設営はピクチャーレールというレールを使って、天井から吊り下げるかたちでパネルを設置する作業です。
▼脚立を用いたパネル設営のようす
このように、ピクチャーレールは天井に設置されているので梯子を使ってパネルを吊り下げます‼
吊り下げたパネルの高低差や見やすい位置などを考えながら設置します。
学内実習や館園実習を通して学芸員の方のお仕事の多様さや、展示が行われるまでの多くのプロセスがあることを実感しました。
(来年こそは学内実習補助ができますように……!)
みなさんも博物館や美術館を訪れる際は、その裏側にあるお仕事にもぜひ思いを馳せてみてくださいね‼
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