お茶の水女子大学歴史資料館ではたらく学生のブログ

オンライン企画展 開催決定!

お久しぶりです!MuSAの「まり」と「びわ」です。

MuSAは今秋から(MuSA企画のものとしては)史上初の
オンライン企画展
を開催することに決定しました!


2022年4月、お茶大構内に【音羽館】が新たに開寮しましたが、
実はお茶大の前身の教育機関にも、さまざまな形の寄宿舎や寮がありました。
オンライン企画展では、お茶大歴史資料館が所蔵する写真資料を通して、
リアルな当時の寮生活をめぐる旅にご案内します。

お茶大とその前身の教育機関の歴史を紐解きながら、
かつての学生たちの寮生活を追体験してみませんか?


来月頃からこのブログで記事を公開して参りますので、ぜひチェックしてください(*^^*)
そして、Twitter連動企画も同時進行で企画中です。
ブログと一緒にTwitterも更新しますので、お見逃しなく!


2022年秋からのオンライン企画展に、どうぞご期待ください!

歴史資料館の役割 【学内実習の受け入れ】

みなさんこんにちは‼MuSAの「うさ子」です。

 学部4年生で、大学では日本史を研究しています。
MuSAの活動は今年で2年目です。

 今回は歴史資料館の役割の一つである、学内実習の受け入れについてご紹介します。

 博物館実習は、学内実習と博物館や美術館で行う館園実習、見学実習の三つから構成されています。
 学芸員資格の取得を目指す学生は、これらの実習に参加します。
(私も先日館園実習に参加しました‼)

 お茶大では、学内実習の一部を歴史資料館で実施しています。
そして、毎年MuSAが学内実習の補助を行っています。
私も今年は補助に入る予定だったのですが、感染拡大のためMuSAの補助業務は中止になってしまい……。

 なので、今回は私が経験した学内実習についてお話したいと思います!
あくまでもお茶大の例であるということをご了承くださいm(__)m

 歴史資料館では、展示・資料調査の実習を行っています。
 学内実習で経験した作業はいくつかあるのですが、ここでは カード取りとパネル設営についてご紹介します。


(1)カード取り
 カード取りとは、資料の情報をカードに書き込む作業のことです。

▼歴史資料館で使用している資料カード
資料カード
このような資料カードに、大きさや年代、差出人、宛先などなどできるだけたくさんの情報を正確に記録します。
資料の情報のほかに、資料をどのようなまとまりとして扱うかもポイントとなります。
例えば、一緒に受け入れられた他の資料をみることで資料群としての性質が分かる場合もあります。

館園実習でもカード取りの作業を行い、学内実習での経験を生かすことができました(*^^*)


(2)パネル設営
パネル設営はピクチャーレールというレールを使って、天井から吊り下げるかたちでパネルを設置する作業です。

▼脚立を用いたパネル設営のようす
学内実習_パネル設営


このように、ピクチャーレールは天井に設置されているので梯子を使ってパネルを吊り下げます‼
吊り下げたパネルの高低差や見やすい位置などを考えながら設置します。

学内実習や館園実習を通して学芸員の方のお仕事の多様さや、展示が行われるまでの多くのプロセスがあることを実感しました。
(来年こそは学内実習補助ができますように……!)

みなさんも博物館や美術館を訪れる際は、その裏側にあるお仕事にもぜひ思いを馳せてみてくださいね‼


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当ブログではオンラインの企画を予定しています!今後の活動もお見逃しなく!
Twitter@ocha_musaのチェックもよろしくお願いします(^-^)

使ったことある?デジタルアーカイブズ

こんにちは!お茶の水女子大学歴史資料館でMuSA(ムサ、Museum Student Assistant)のお仕事をしています、博士前期課程1年「かめい」です。普段は日本中世史の研究をしております。

今回は、当館が運営しているお茶の水女子大学デジタルアーカイブズについてご紹介します!
アクセスはこちら
デジタルアーカイブズ タイトル


お茶の水女子大学デジタルアーカイブズとは、歴史資料館に所蔵されている貴重な歴史資料をデジタルデータ化し、一般に公開しているものです。
デジタルアーカイブズは大きく3つのパートに分かれています。

① 女性研究者名鑑
本学を卒業した4人の女性研究者(保井コノ氏・黒田チカ氏・湯浅年子氏・辻村みちよ氏)について、その足跡を記録したものです。各研究者の詳しい経歴や業績について知ることが出来ます。

② お茶大のあゆみ
 本学の沿革を、年表形式で詳しく公開しております。明治7(1874)年、官立の女子師範学校創設の布達が出され、明治8(1875)年には本学の前身である東京女子師範学校が開校されますが、開校以来の歴史を、本学卒業生の卒業写真と併せて閲覧することができます。

③ 大学の資料
 本学所蔵資料の画像データ・解説を、自由に閲覧できます。学校生活・行事の写真資料、美術・工芸品、教育関係資料など、種類は様々です。
例えばこちら! (資料タイトルをクリックするとデジタルアーカイブズにジャンプします)

『第七恩物 置板法』(明治~大正期)
本学附属幼稚園(日本初の幼稚園)で使用されていた教育玩具です。
第七恩物
( 大学の資料>教育資料>附属幼稚園旧蔵教育資料 )

学校生活 裁縫実習(洋裁)
( 大学の資料>写真資料(行事資料)>奮起の学校生活 )

『明治三十五年頃の通学服』(昭和9(1934)年頃)
明治の女学生といえばコレ!他の時代はどうでしょうか?
明治三十五年頃の通学服
( 大学の資料>美術工芸>東京女子高等師範学校附属高等女学校生徒服装の変遷 )



  さて、お茶の水女子大学に限らず、大学・博物館などの研究機関では、こういったデジタルアーカイブズを公開しているところが少なくありません。公開の主な目的は、所蔵資料を研究機関だけでひとりじめせず、一般の方々の閲覧に供し、調査・研究に役立てて頂くことです。もちろん、本学のデジタルアーカイブズもそのように生かして頂ければ幸いです。

   ですが、特にこういった歴史系のデータベースは、ふらっとアクセスして読み物として楽しむのもおすすめです。

  女性研究者名鑑(①)を読んでみると、学会で男女差別が激しかった時代、着実に実績を積み重ねて道を切り開いていった先輩たちの姿に勇気づけられます。
  お茶大のあゆみ(②)をざっと見てみると、長いこと日本の女子教育をけん引してきた学校ですので、教科書で見たような人物や事件によく関わっていることに気がつきます。
  大学の資料(③)は、写真資料に解説がついているのが良いところ。自宅にいながら、博物館に行った気分になれます。

 ぜひ、皆さんなりの楽しみ方を見つけてみてくださいね!



なお、お茶の水女子大学デジタルアーカイブズに掲載されている所蔵資料につきましては、無断転載・無断利用を禁止しております。
資料の利用申請につきましては、こちらをご覧ください。



MuSAのお仕事紹介【国際交流留学生プラザの展示準備】

こんにちは、MuSAの「なめこ」です!
大学院博士前期課程2年生でオスマン帝国史を研究しています。
お茶の水女子大学歴史資料館でのMuSAの活動は今年で5年目です!

本日は前回の投稿から引き続き、MuSAのお仕事についてご紹介します!
思い返してみると、私が初めて取り組んだのは、お茶の水女子大学や前身の東京女子高等師範学校で過去に教鞭をとられてきた先生方にまつわる資料の目録作成でした。

ですが、本日のブログでは目録作成ではなく、歴史資料館の展示準備の手伝いについてご紹介したいと思います!

現在、歴史資料館は本館1階と国際交流留学生プラザの2箇所に分かれています。(詳しくは2022年5月13日ブログ「歴史資料館って、どこにあるの?」をご覧ください。)
国際交流留学生プラザの展示室が2019年に新設されたとき、展示準備の手伝いをしたのが私たちMuSAでした。

展示用に印刷した写真やキャプションのパネル作成はMuSAが担当しました
展示室のハレパネ

私がこの展示準備を通じて学んだのは、どの資料を、どのように並べると展示のコンセプトが伝わるのかを考えることも大切ですが、見栄えの良い展示にすることも忘れてはいけない、ということです!

展示資料はケースの中に平らに置くのか、あるいは立てかけて置くのか、より良い展示方法について実際に展示室で資料を並べながら考えることもあります。

また、展示ケースの中の資料も、壁に下がる解説パネルも曲がっていると見栄えが悪いので、数人で確認しながら位置を微調整します。特に壁の大きなパネルは天井のピクチャーレールから下がっているため、梯子を使って作業を行います!

他にも、展示を見やすい導線を考えて展示ケースの位置を調整したり、展示資料がよく見えるように、かつ、眩しくないようにスポットライトの角度を合わせたり…。

このような作業を経て、国際交流留学生プラザの展示は出来上がりました!
プラザ展示室の様子

歴史資料館の職員の方や、他のMuSAメンバーと協力して、いつかこの展示を見にきてくださる来場者の皆さんのことを考えながら展示の準備をした経験は、私の5年間の活動でも非常に印象的でした。


いかがでしたか?
前回、まりさんが「十人十色」と表現していた通り、私もまりさんとは違う活動をしてきました。
他のMuSAたちによる今後の投稿もお楽しみに!
Twitter @ocha_musaのフォローもお待ちしております!

MuSAのお仕事紹介【目録作成】…とその前に

こんにちは!
お茶の水女子大学歴史資料館でMuSAをしている、博士前期課程2年の「まり」と申します。
普段はフランス史を研究しています。MuSAの活動は今年度で4年目です。

さて、本日はMuSAのお仕事についてご紹介…と、その前に

みなさん、“博物館でのお仕事”と聞いて何をイメージするでしょうか? 

展示室のすみっこで監視をしている人でしょうか? 
(確かにこれもMuSAのお仕事の一つです)

実は、歴史資料館をはじめとする博物館でのお仕事はそれだけではないのです!! 

「収集・保管、調査研究、展示、教育」 

これ全部、博物館を統べる法律、その名も博物館法に定められた博物館の役割です。 
(学芸員課程を履修すると必ず最初に覚えます(⌒-⌒; ))

たくさんありますねぇ… 

つまり、博物館でのお仕事はいろんな種類がある! 
=それを補佐する私たちMuSAのお仕事にもいろんな種類がある!ということなのです。

ですので、それぞれのMuSAが経験してきたお仕事も十人十色。

というわけで、前置きが長くなりましたが、 
私が経験したお仕事をひとつご紹介したいと思います。

それは資料の目録作成です。歴史資料館に保管されている膨大な資料のひとつひとつから、 
作成者、作成年月日、内容などの情報を採りだして一覧表にしてゆく作業です。
資料それぞれが持つ特徴をデータとして目録にいかに落とし込むか…腕の見せ所です。

なかでも、私が長く携わっていたのは、1960~1980年代のお茶大生が 
学生生活の中で作成したビラ(チラシなど)の目録作成です。
内容はサークル勧誘から総代会の議案書、徽音祭に関するものまで多岐にわたります。

将来、当時の学生生活について知りたい!研究したい!と思う方が現れた時に、 
ビラに刻まれた当時のお茶大生の声が、目録の形式であってもそのままに届きますように。

そう願いながら、目録作成の際には、内容をまとめつつ、 
ビラが持っている当時の息遣いや大切な言葉はそのまま遺すことを心がけています。
(ビラのタイトルは勿論、裏側に遺されたメモ書きもきっちり記録します!)

ここまで、MuSAのお仕事の幅広さと、私が経験したお仕事について僅かながら 
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

MuSAのお仕事は十人十色。 
他のMuSAたちのお仕事紹介も、どうぞお楽しみに!
Twitter @ocha_musaも宜しくお願いいたします。

▼1971年9月8日付の「徽音祭ニュース」学生ビラ(徽音祭)

▼選挙への立候補の呼びかけチラシ
学生ビラ(選挙)

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